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日本のおじいさん・おばあさんへの手紙
親愛なるおじいさん・おばあさん 今日は!
前回皆さんが青海省に来られた時に、私達は一緒に植樹活動に参加しました。非常に懐かしく皆さんのことを思い出しています。常に皆さんの親しみやすいしぐさや、植樹時の少しもおろそかにしない厳しい態度に敬服しています。
日頃テレビで日本が中国を侵略する場面を目にしますが、心の中では何時も少し怒りと不満があります。しかし、皆さんとお近づきになって以来、皆さんはテレビで見る日本人とは明らかに違っています。
そこで私は日本に興味を持ちました。日本語を勉強し、日本の風土や人情や地理を理解したいと思うようになりました。その上よく母に日本語を勉強できるような辞書をねだりました。母は辞書だけで日本語を勉強すると、私の日本語発音に悪い影響を与えると言いました。私は大変失望しています。皆さんは私の先生になって、どうやって日本語を勉強すればいいかを教えていただけませんでしょうか？
皆さんが青海省に来られる時、私達の印象をどのように受け止められておられるのか分かりません。私は私達が皆さんと“忘年の交わり”ができるよう願っています。そのことが私の勉強と生活に大きな力を与えてくれるからです。勿論、もし皆さんの暮らし向きに何か煩わしいことがあれば、私に言って下さい。私が皆さんの憂いを共にして、何とかお助けします。
皆さんが私と同じような孫や孫娘をお持ちかどうか分かりませんが、私は皆さんとよい友人になり、私達の現在と未来について共に詳しく語り合いたいです。私は生活を愛し勉学に励む一少女です。私は皆さんのお国を訪問したいです。私が日本に行くことを歓迎して貰えるでしょうか。
かしこ
李 浩
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