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沙漠緑化ナゴヤ 理事長挨拶
1991年、鳥取大学の遠山正瑛名誉教授が日本沙漠実践協会を設立し、中国内モンゴル自治区の砂漠地で緑化活動を開始されました。
1996年、私共の会は、この実践協会の支援を目的に「日本沙漠実践協会ナゴヤ支援の会」として発足しました。
以降3年は内モンゴル自治区で植樹奉仕を行い、2001年以降は黄河最上流の黄土高原に舞台を移し、当地の小学校の教職員及び生徒との共植という形で植樹奉仕を続けてきました。
2005年、日本沙漠実践協会ナゴヤ支援の会を「NPO法人沙漠緑化ナゴヤ」に改組し、法人格を取得しました。
10年先を大切に思うなら木を植えなさい。100年先を大切に思うなら人を育てなさいとの例えもあります。2006年以降、植樹奉仕で交流、親睦が深まった小学校の生徒と先生を日本に招くホームステイ事業が当会の活動に加わり、植樹とホームステイが2大事業となってきています。
月日の経つのは早いもので、初めての黄土高原の植樹奉仕に参加した小学生の中には、その後、日本に行きたいとの思いを深め、学業に励み日本の大学に留学した生徒もいます。まさに「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」です。漢詩どおりに少、青年期に学業に励み、希望の人生を歩んでいます。私共が夢見た二つの交流事業は、今では日中友好の金の架け橋となっています。
ここ数年、日本と中国との関係は、時には思わしくない様な報道もありますが、そんな時代ゆえ人と人との交流親睦を深め、理解しあって行けば、やがて国と国との関係にも良い影響を及ぼして行けるのではと思います。日中友好の先兵として当会の活動があるとの信念のもと、引き続き植樹とホームステイ、草の根活動を進めてまいります。
安倍内閣は女性活躍社会を政策に取り入れています。当会も女性の参加を歓迎しています。高齢化社会と言われますが、当会も設立20年を迎え、メンバー各位の高齢化が進み若い力を必要としています。また、学生の方々、社会勉強の一環として当会の活動に参加されませんか。大歓迎致します。
2016年3月30日
NPO法人沙漠緑化ナゴヤ
理事長 豊住 満
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NPO法人沙漠緑化ナゴヤ |
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NPO Tree Planting in Deserts Nagoya Japan
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